訪問(アウトリーチ)による支援が必要な理由
(1)通所事業所は、実際に自宅での訓練ではないため、訓練内容が日常生活に反映させていくことは難しいが、訪問によるその場での訓練は効果が高い
(2)状態像や対人関係が不安定な障害者で、最初から通所することがかなわない人たちへの支援として
(3)既存のサービスでは、集団での訓練になることが多いため、利用者が日常生活において抱える多様なニーズを個別的、かつ適切に対応していくことが困難な場合が多いが、訪問は、それぞれの住む場所で支援を提供するので個別対応となり、効果が高い
(4)獲得した生活スキルを、修了後に住む場所・地域にある道具や社会資源を活用し、実際の生活で使えるようにするためのフォローアップとして
(5)同居家族と安寧に生活するための合理的配慮や役割再確認等の環境調整が可能
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訪問生活訓練でできる支援項目
・信頼関係の構築
・孤独、孤立の防止
・健康観察
・嗜癖使用の有無確認
・生活状況の全体的な把握
・水分、食料品等の差し入れ
・状況によって、金銭管理のお手伝い
・面談によるコミュニケーション
(相談とアドバイス) など